ISO14001「環境マネジメントシステムの国際規格」

ISO14001の内容

 ISO14001における環境マネジメントシステムの基本は「PDCAサイクル」です。

 「PDCAサイクル」とはP(計画)D(実施)C(点検)A(見直し)の考え方であり、継続的にシステムを改善するという意味です。

環境マネジメントシステムモデル

 

P:計画(Plan) 経営層が環境方針を制定するとともに、組織が環境に対してどのように関わっているかを把握するため環境影響評価を行います。またその評価結果に基づき環境目的や目標を定め、それを実施するための環境管理計画を作成します。
D:実行(Do) 環境管理計画に基づき各部門での環境管理活動を実施していきます。その場合は自ら定めたルールを遵守するよう心がけます。
C:点検(Check) 環境管理活動がより実効あるものとするため、ルールに不具合な点があれば是正処置を行うと同時に、必要に応じ予防処置も実施します。定期的にシステム監査を行い、システムの効率的な運用を図ります。
A:見直し(Action) 是正処置結果や監査結果および環境関連情報を踏まえ、定期的に経営層による環境マネジメントシステム全体の見直しを行います。

 

要求事項の概要

 ISO14001には、52項目の要求事項(しなければいけないこと)があります。これらの要求事項は、規格の第4章に定められており、概要は次のとおりです。

第4章 1
一般要求事項
環境マネジメントシステム(EMS)の確立と継続的改善に対する要求事項
第4章 2
環境方針
最高経営層が定める環境方針に対する要求事項
第4章 3
計画
目的・目標の達成のための計画に対する要求事項 (環境側面,法的及びその他の要求事項,目的・目標、プログラム)
第4章 4
実施及び運用
実施・運用するため方法に対する要求事項(体制・責任,教育・訓練,コミュニケーション,システム文書,文書管理,運用管理,緊急時対応)
第4章 5
点検及び是正処置
システムの監視・測定及び是正処置に対する要求事項(監視・測定,是正・予防処置,記録,内部監査,)
第4章 6
経営層による見直し
最高経営層による見直し(マネジメントレビュー)に対する要求事項

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