ISO14001「環境マネジメントシステムの国際規格」

ISO14001認証取得までのステップ

 認証取得までの期間は、組織の規模や形態、業種によって変わりますので、一概には言えませんが10ヶ月〜1年程度で取得されるケースが殆どだと思われます。

 殆どの審査機関では第2段階審査までに最低3ヶ月の運用期間を求めていますし、短期間過ぎると内容の把握ができないまま余計な文書が多くなる等いろいろと問題が出てくる可能性もあります。

 ・・・かといって長期にわたり過ぎると、社員全体の意識が薄れてくる場合もあります。

 構築期間は1年を基準とし、組織の推進体制を考慮し、組織に合った期間を努力目標として設定することが大切です。

 以下に取得期間を1年間(12ステップ)とした場合のステップを紹介します。

構築期間

推進体制の確立 ISO14001への挑戦は、一種のプロジェクトです。
しっかりしたISO推進体制の確立は、非常に重要です。
初期環境調査 組織(事業所)の概要整理、適用される法規制やその他(社内、地域住民、業界など)の要求事項を調査などを行います。
環境影響評価 組織(事業所)の事業内容から環境側面を抽出し、方針や目的・目標につなげるためのランク評価を行います。
環境文書の策定 規格要求事項をしっかり理解し、現状把握結果より組織(事業所)に合った手順を確立し、必要なものは文書(帳票)化します。
環境方針の制定 規格要求事項を満たし、組織(事業所)の目的に合った環境方針を経営層(トップマネジメント)が定めます。
目的・目標及び計画 組織の手順に従い、環境方針を実現するための具体的で、達成度が判定可能な目的・目標及びその計画を策定します。

 

運用期間

運用開始 組織のシステム文書(手順)に従い、運用を開始します。多くの審査機関では本審査前3ヶ月以上の運用を求めています。
文書審査
(審査機関)
運用開始に際し(又は審査前)組織の文書が規格要求事項を満たしているか審査を受けます。
内部環境監査 組織で定めた基準を満たす内部環境監査員が、組織の手順に従い、内部環境監査を実施します。
経営層による見直し 経営層(トップマネジメント)が、組織の手順に従い、環境マネジメントシステムの状況を考慮し、経営層からの改善指示を行います。
第1段階審査
(審査機関)
第1段階審査はオプションです。第2段階審査前にシステム文書や実施記録を確認し、第2段階審査前の事前確認を行います。
第2段階審査
(審査機関)
第2段階審査(初回審査)は、従業員数にもよりますが、1〜2日程度、実地審査も含んだ形で行われます。
認証取得 第2段階審査後、審査機関における判定委員会にて審議され、2週間〜1ヶ月程度で認証取得を得ることになります。

 

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